あの事故

もう知らない人も多いし、忘れている人もいるかもしれない。
でも日航機事故というのがあって、あの当時は大変な騒ぎでしたね。
坂本九さんもあれでお亡くなりになられました。

生存者は7名で(確か)、ひとりはそのあと看護師さんになりました。

当時の状況を病院で話していたそうで、それを読むと、墜落してすぐは多くの人が生きていたと。
そのうちだんだんと声がしなくなっていったとか。

救助も遅かった、なぜかはよく分からないけど。

証言はまだあって。
気がつくと真っ暗で油臭いにおいがした。
子供の泣き声などがザワザワ聞こえていた。
手や足を動かしてみると足の下には空間があってブラブラ動かせた。
自分の体中を触ってみても、みんな付いており、「生きている」と思った。

みんなはどうなったのかと思い、叫ぶと父と咲子が返事した。
母は答えなかった。
「手や足を動かしてみ」と言われて足をバタバタさせると、靴が脱げそうになり左手を左足の方に伸ばした。
足首がヌルヌルしていて「血だな」と思った。

父は私の右わきから下半身に乗っていた。
手足は動いても体は動かない。「助けて」と父に言うと、「お父ちゃんも挟まれて身動きできない。助けてやりたいけど、どうしようもないわなあ」と言われた。父が動くと、おなかが死ぬほど苦しかった。
「お父ちゃん、お父ちゃん、苦しい、苦しい。すごく痛い」と言っているうち、
父はそのまま動かなくなった。

この部分だけでも涙が出ませんか?

あの事件を忘れてはいけないのだ、そう思います。

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このページは、よしもりが2017年7月 1日 01:11に書いたブログ記事です。

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